京都市右京区Ｉ様邸ボルタリング内装工事完了しました

京都市　田中工務店　このいえリフォームです

年度末のあわただしさで、２週間もレポートをサボってしまいました

忙しいときは、ついついポカミスをしがちです

気を引き締め直して現場に向かわねえばなりませんね

さて、今回は少し変わったご依頼を頂きました

弊社で施工したクライミングジムの記事を目にされたＩ様より

一般家庭のお宅でもできませんか？とのことです

早速現地調査におうかがいしました

アウトドアを趣味にされているＩ様、新築されたお宅には

趣味のスペース＋収納室があります

何かできないかと思って、新築時に下地のままで残されたそうです

山に行けない日の鍛錬＋趣味として

お家の中にボルタリングウオールを作ってみたいとのことでした

ただ、まっすぐな壁ではすぐに飽きてしまいます

そこで、少し難しいルートを作るべく、弊社大工が出動です

天井を一部外し、下地を取り付けていきます

趣味とはいえ、不意の転落は危険です

安全第一で、下地材を確実に躯体に留めていきます

次に、事前に金具を仕込んだ合板を取り付けます

下のほうで大工さんが潜っていますが、スタート地点を

難しくすべく、仰向けになってしまう姿勢を作っています

決して広いスペースとは言えませんが、ピリリと辛口のコースを作ります

もちろん、コース設計はお施主様のＩ様です

写真ではわかりにくいのですが、右側の面は少し傾けて

さらに難しくしています

完成しました！！

何もつけない状態は、こんな感じです

少し写真ではわかりにくいのですが、ホールド金具を自在に

取付られるように、一定のピッチで取付ナットが仕込んであります

ひとつのコースに飽きてきたら、違うコースを設計可能になっています

工事費を抑えるために採用した構造用合板が、結構いい味を出してます

真ん中に見えるキティちゃんは、リビングより様子を覗ける窓です

これなら、子供やそのお友達がチャレンジしても見ていられますね

Ｉ様自らホールド（掴むためのカラフルな突起物）を付けていかれます

完成途上ですが、こんな感じです

施工されているＩ様も、考えながらも楽しまれているご様子です

ボルタリングは今急激に伸びているスポーツです

次のオリンピックにも採用されて、教室も増えています

天候にかかわらず楽しめて、なおかつその人の体力と技術に合わせて

無限に広がる奥の深いスポーツなのです

一見簡単に見えますが、上手く登るには相当の集中力が必要です

趣味のスペースを持つことは、大人の夢です

日本の住宅事情ではなかなか難しいことですが

ちょっとしたスペースでも、アイデア次第で色々できます

収納の片隅でも、ガレージの一部でも

家にそんな楽しい「アジト」があるとワクワクしますよね

キッチンやお風呂など生活に必要なリフォームも

お客様の笑顔が見られて、とてもやりがいがありますが

こういった「ワクワクを作り出す」のも、リフォームの醍醐味です

施工側としても、ワクワクする現場でした！！

皆さんは、どんなスペースが家にあるとワクワクしますか？

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