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「町屋工務店」としての原点を忘れない

代表メッセージ

「住まい」とは、「巣」の字を使った「巣まい」に由来するそうです。人にとって住まいとは安心できる場所であり、人生の原点であると私は考えます。また、人の一生の中で、さまざまな出来事のステージであり、幸せの価値基準となるものだと思います。

歴史的に自然災害が多い我が国において、建物というものは、どんなに頑丈であっても、維持するためには、こまめに手を加えることが不可欠でした。そして、古くからどの家庭にも、かかりつけ医のような大工がいて、事あるごとに家のメンテナンスをするという役割を担っていました。これを「町屋工務店」といいます。親子代々お世話させていただくのも珍しくないことでした。実際弊社には、長くお付き合いさせていただいているお客様が大勢いらっしゃいます。

工務店を営む家庭に生まれた私は、大工や職人が普段から家の中にいるという環境の中で育ちました。いつも、お客様から「困った」の一言で雨の中を飛び出していく父の姿を当たり前のものとして見てきました。だから、特に意識することなく「町屋工務店」であることが私にとっては常識でした。

昨今、工法の多様化や異業種からの参入により、工務店業界は混沌とした状態です。その場が良ければいい、早く終わればいいという同業者も少なくありません。ひどい所では、この前まで洋服を売っていた人が「営業マン」としてリフォーム工事の契約を取っていることもあります。
反面、年々資材・工法は日進月歩で進化しています。特に最近の設備機器には目を見張るものがあります。適切な材料を適切に施工すると、以前では考えられないほど便利で安全な住まいが実現できます。

私ども田中工務店は、「町屋工務店」としての原点を忘れず、常に「お客様のためになること」を考え、建設業を通じて皆様のお役に立てればと考えております。
どうぞ、私どもと「長いお付き合い」をしていただければ幸いです。

【社訓】

当社では社員大工も含め、朝礼時に社訓を全員で唱和します。常に原点を忘れないための儀式です。
立派なことは書いていませんが、当たり前のことをする。これが私たちです。