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京都市右京区U様邸内装・屋根リフォーム完成しました

京都市 田中工務店 このいえリフォームです

 

「歩くと床がブカブカする箇所がある」とのお問い合わせを

U様より頂きました

早速お伺いしました

大変キレイにお使いのお家ですが、人がよく通る箇所の床が

確かにブカブカします

ウッドタイルが貼ってあるので、見た目はわかりませんが

おそらく下地となっている古いフローリングの劣化と思われます

フローリング等の合板は、湿気を長く浴びると「のしいか」のように

層になっている部分が分離してバラバラになることがあります

お住まいしながらのリフォームの場合、既存の床をすべて

めくる訳にはいかないので、既存の床を残しつつ、リフォームします

幸い、根太や大引きといった下地木材は問題ナシです

悪い部分を補修しつつ、接着剤の種類と継手の位置を考えて

フローリングを上貼りします。

 

折角床がキレイになったので壁紙も貼り替えちゃいます

家具や家財がある中の施工ですが、このいえはラクラク対応です

養生もしっかり、家具を移動しながら施工します

 

完成しました!

ついでに扉も入れ替えて、イメージ一新です

 

ついつい見過ごしがちなのが、玄関です

せっかく中がキレイになったので、ここもリフォームです

リフォーム框&フロア上貼りでスッキリしました

 

次に、古くて少し使いづらい洗面台を何とかしたいとのこと

ホントU様はお家をキレイにお使いです

しかし、スクリュー式のカランは少し不便ですね

あと、見えない部分ですか、洗面台の裏部分が腐食してます

このレイアウトの場合、通常の洗面台では左側にある

お風呂の入口に干渉して、邪魔になります

そこで、スリムタイプのLIXIL「リフラ」を採用しました

コンパクトながら、ボウル面積は大きく、

グーズネックのカランがオシャレです

カランのハンドルもエコ・シングルレバーです

古い洗面台の腐食の原因は、排水接続部分の施工不良でした

湿気・臭気止め処理が不十分だったので、湿気が上がってきたようです

見えない部分でいい加減な工事をすると、こうなります

このいえは、見えない部分を手抜きしません!!

 

あと気になるのは屋根です

少しきつい雨が降ると、押し入れに水が落ちるとのこと

早速屋根に上ります

屋根がズレています

棟の漆喰もかなり落ちています

ここは迷うところです

吹き替えをするに越したことはないのですが

瓦自体は損傷が小さく、納まり上悩ましい部分もあるので

今回は「蹴り上げ」でいきます

悪い部分を手直しし、葺き土や漆喰等を入れなおして

現状のまま納める工法です

実は、葺き替えより技術がいるのです

 

完成しました!

漆喰もキレイに詰めなおしてあります

前の施工で、少し無理な納まりをされているので

一見瓦が少しぶれているように見えますが、雨仕舞第一で納めてあります

 

家というものは正直なもので、当初の施工の甘い部分が

しっかり後になってツケが回ってきます

もちろん、素材の性能上仕方がない内容もあります

そこで、長い目で見て「今すべきこと」と「後ですべきこと」を

目先の売り上げにとらわれずご提案できるのが、このいえの長所です

短期的な売上より、「長いお付き合い」が欲しいのです

あなたのお家の「かかりつけ医」として、

しっかり診察させて頂きます!!

 

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