京都市 田中工務店 このいえリフォームです
弊社ホームページをご覧になって、上京区のKさまから
ご相談を頂きました
和室を畳からフローリングに替えたいのだそうですが
いわゆる「シックハウス」が心配とのこと
お知り合いがリフォームをした際、体調を崩されたのを見て
心配になってきたそうです
今ではほとんどの建材や接着剤はシックハウス対策を
考えられています
いわゆる「F★★★★」という規格で安全性を保証されています
ただ、有害物質はゼロになりません
少ないだけです
そこで、今回は徹底してこだわってみようという事になりました
すみません!また着工前の写真を撮り忘れました・・・
いきなり下地からです
通常、畳をフローリングにする場合、パッキンとなる
木材を敷いて、その上に捨て貼り合板を貼ります
今回は、仕上げの床板をヒノキのムク板にします
こだわって、捨て貼り合板をやめて、木材のピッチを
細かくします
もちろん、通常なら使うウレタンボンドも使いません
下地については、経過年数が長いので、もう化学物質の
放散は微量になっていると判断し、そのままとしました
そもそも、なぜ捨て貼りの合板やボンドを使うかというと
究極の回答としては
・早く安く確実に終わること
・クレームの原因を防ぐこと
と、なります
釘だけでフローリングを貼ると、季節によって木材が動いて
床鳴りや目スキの原因となります
逆に、自然素材を使う時は、後日ちょっとした問題点は
目をつぶって頂くことになります
出来ました!
ヒノキの節有フローリングです
100%自然素材です
開き戸だった入口は、アウトセットの引き戸にしました
収納扉だけはパナソニックの既製品を使います
収納の内部は、合板やクロスでなく
安心素材の、吉野石膏「ハイクリンボード」です
化学物質を押さえるだけでなく、吸収分解してくれるのです
こだわって、収納内の枕棚もムクの木材製にしました
本をたくさんお持ちのK様、新しい書棚は
もちろん自然素材です!!
通常は下地や足場に使う杉の板を棚板にして
自在ラックを作りました
とてもいい匂いがします~
このあと、K様自ら、自然素材の保護塗料
「荏胡麻油」をDIYで床に塗ってもらいました
自然素材を使ったリフォームは難しいのです
便利さと化学物質はセットなのです
全く欠点の無い自然素材施工は不可能です
自然素材を使う際は、多少の不便・不具合を味と捉える
度量と感性が必要になります
よく、闇雲に漆喰や無垢フロアを使う業者さんがありますが
その下地は?となると、疑問に感じる施工は多いです
いくら表面が自然素材でも、その下地が接着剤や
合板だらけだったら効果は半減以下です
「無添加」と謳いながら、下地は接着剤と新建材の
塊というケースもよく見受けられます
エコカラットを貼ればいい、漆喰を塗ればいいという
ものではないのです
あと、シックハウス対策で大切なのは換気です
ホルムアルデヒドの放散には特徴と法則があります
それを知らずに生活すると、知らないうちに
化学物質漬けになってしまいます
ちょっとした工夫で、より安全な生活ができるのです
興味のある方は、ぜひ弊社までご相談ください
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